■  健康食品との関係



身体の約20%を占めるたんぱく質を構成する成分であるアミノ酸。人間の身体は、ほぼ水とアミノ酸でできているといわれるほど重要な栄養素です。アミノ酸 は全部で約20種類あります。そのうち9種類は人間の体内で合成できず食品から摂取しなければならないので、「必須アミノ酸」と呼ばれます。

アミノ酸が不足すると、からだの様々な機能が正しく行われにくくなります。とくに必須アミノ酸の欠乏時は低栄養状態や、肌あれなどが起こることがあります。一般に動物性タンパク質は、必須アミノ酸の量が多く、そのバランスも人間のタンパク質によく似ているので、体内での利用効率がよいと考えられています。また、植物性のタンパク質にもアミノ酸は豊富に含まれています。

ただし、食品によっては一部必須アミノ酸(リジン、メチオニン)が不足しているものもあります。食生活がつい偏りがちな現代人は、サプリメント、健康食品などで、足りないアミノ酸を補給することも、健康維持のために有効だといえるでしょう。しかし気をつけなければならないのは、過剰摂取です。以前に米国で特定のアミノ酸製剤摂取による好酸球増多と激しい筋肉痛を伴う症状を報じられました。特定のアミノ酸を高濃度に含有させた健康食品を継続的に摂取するとアミノ酸バランスを損なうおそれがあるので、このような健康食品を継続的に摂取することがないように注意する必要があります。

また、特定のアミノ酸を多く摂ることによって、かえって体はアミノ酸不足の状態を感じてしまうことがあります。このからだの錯覚をアミノ酸インバランスといいま す。したがって、市販のアミノ酸サプリメントはアミノ酸が配合されていてもそのような錯覚が陥ることないように、極微量になっており平均して500mlの ボトル1本当り1.5g程度の含有量になっています。これはタンパク質所要量が60〜70gに対し、少量しか摂取できないように考えられているということ です。

しかし、そのように商品設計がされていても実際に摂る消費者の立場にたってみるとそのような情報は知らされていませんから、より効果をねらって本数 が多くなったり、また暑いからといって本数が増えてしまうことがあります。いずれにせよ、サプリメント・健康食品を摂取する際には、アミノ酸の種類・量を十分考慮する必要がある様です。


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